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I am a kashibashiminⅡ


by kashibashimin
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無欲の勝利!

平成18年7月10日

セミファイナル。

感動の勝利から中1日で準決勝戦。
トーナメントは厳しい。

甲子園でお馴染の高校野球ですら、準決勝にもなると故障者が
いるのは当然のことと言える。
それが、体力のピークをかなり過ぎた大人達の大会となるとなおさらである。
我がチームも例外ではない。

各選手は、疲労と怪我との戦いであった。
スライディングやスパイクでダメージを受けた箇所は数え切れない。
皆、満身創痍であった。

☆準決勝戦☆

対戦相手は、ディフェンディングチャンピオンのKチーム。
過去どれほど優勝したのか数知れず。
今大会も優勝候補の筆頭だ。

その相手に、序盤で猛攻を仕掛ける。
打つは打つはで5-1と大量リード。
(5点の内容は、忘れた!)
Kチームかなりあせりだす。
相手のチャンスに、老かいなインサイドワークをみる。
それは、「間合い」
自軍エースの鉄人Nは、早いテンポでリズムを作っている。
相手は、そこをついて来た。

サインがとにかく長い。
焦らしに焦らす。
鉄人Nもそれには、リズムが狂った。
制球が定まらなくなり、ファンタジスタと投手交代。

このファンタジスタこそが、その間合いを打ち破った。
相手の間合いは、作られたものである。
ファンタは違う。
いつも通りやっているに過ぎない。

これが、功を奏した。

しかし、最終回に最大のピンチが・・・
1アウト2塁3塁。
スコアは5-4。
一打逆転である。
ここでファンタ、真っ向勝負!
伸びのあるストレート、カーブ、シュート、スライダーと
変幻自在に投げ込む。
たまらず三振。
キャッチャーkashibashiminもたまらず、ガッツポーズ!
だが、まだ終わったわけではない。
状況は、一打逆転に変わりない。

相手も必死だ。
受けていてこそわかることだ。
ナインに緊張が走る。
皆、逃げ出したいほどであろう。
そして、最後の真剣勝負。
ツーストライクから、ファンタ渾身のスライダー!
「ブルン~!」
三振!!!

ゲームセット!

こんな試合を、捕手として出場できたこと
本当に幸せだ。

全員一丸となって、戦った。

結果は、5-4。
実力で勝ち取った優勝戦。

皆、胸を張っていいぞ!
by kashibashimin | 2006-07-12 02:16