I am a kashibashiminⅡ


by kashibashimin
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小説風 お受験

2007-2-21 wed

pm1:45 
kashibashiminは、大型第一種免許取得に向け
5.5tの試験車のハンドルを握っていた。
春を思わす陽気とはうらはらに、
試験場には、重苦しい雰囲気が立ち込めていた。

kashibashiminは、第一課題である「お受験票」を
ちゃんと持参した。
前回、お受験票を忘れていたことは記憶に新しい。

SMILEママ  「持って来た?」
カシバー    「持って来た!」

事情を知らない他受験者の中には、
彼らが密輸ブローカーと勘違いしている者もいたかもしれない。

kashibashiminは、快調に本日のお題である
「Bコース」を走破していた。
右左折・S字・縦列駐車・踏切・坂道発進。
どれもが、スムーズであった。

しかし・・・。

外周のバックストレート部は、50キロの速度指定であった。
50キロ以下でも、以上でも減点される。
要は、50キロで走ればいいのである。
kashibashiminは、第二コーナーを曲がり
ギアを4速に入れ、アクセルを強く踏んだ。
試験車は、徐々に加速しバックストレートを行く。
これからがこの『お受験』のハイライト。

体感で50キロぐらいを感じ、スピードメーターに目をやった。
kashibashiminの目に飛び込んできた数字は、
なんと、「25」だった。

「えっ?マジで!」

kashibashiminは、さらにアクセルを踏む。
メーターは、30から35を行ったり来たり。
試験車のエンジンがうなる。

「まずい!50までいかんで!!」

目前には第三コーナーが迫っていた。

「あかん!50でーへんわ!」
「なんでや?かなり早いで!」

そう思った矢先だった。

「飛ばし過ぎ!!」と教官。
「65キロでとる!!!」
「もっとスピード落として!」

「????????」

kashibashiminは、35キロしか出てないのに
なぜ65キロと教官が言うのかがわからなかった。

約10秒後・・・・わかった。
kashibashiminが見たメーターは、
スピードメーターではなく、タコメーターであった。

すなわち、35キロと思っていたのは、
エンジンの3500回転をさしていた・・・・

「そんな、バカな・・・・・」

完走したものの、「2.21 タコメーター事件」
がすべてを台無しにし、不合格となった。

次回、「お受験」第三弾の課題は、
「お受験票」「タコメーター」である。
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by kashibashimin | 2007-02-21 23:37 | イベント