I am a kashibashiminⅡ


by kashibashimin
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2006年 12月 23日 ( 1 )

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「ピピピッ ピピピッ」
待ちに待ったごはんが炊けた。
kashibashiminは、スタートの号砲を聞いたかのように食卓の椅子から立ち上がる。
そして、炊飯器目指してスタスタと彼は歩きだした。
その姿は、まるで何かに取り付かれたかのようであった。
炊飯器の前に立つkashibashimin。
しゃもじを手に取り、炊飯器の蓋を開けた。
モワーと炊きたてのお米のいい匂いとともに、
蒸気が湧き上がり、彼のメガネのレンズは、たちまち真っ白になった。
「くそっ」
メガネにかまっていられない。
とにかく、ごはんをつがなくてはならない。
必死にごはんをついだ彼は、もう次の行動にかかっていた。
冷蔵庫を開けたまごに目をやる。
迷ったが、右端のわりと形のいいタマゴを手に取る。
みずやからおわんをだし、タマゴの殻の破片が入らないように『バッシッ』と一気に割った。
小さい破片がないか、おわんの中を、まじまじと見る。
そして、ついに『寺岡家のたまごにかけるお醤油』を手に取る時が来た。
金色のキャップを親指で軽く押し上げると、寺岡家特製のダシの利いた醤油の香りがする。
「う~ん、これだ!」
満足した彼は、好みの分量をタマゴにかけた。
「ドクドクドクッ」と。
そして「カシャカシャ」と、
テンポよくかき混ぜながら、唾液が分泌されるのを感じる。
彼は期待に胸をふくらませ、炊き立てのごはんの中心を、箸で穴を開ける。
そのごはんにできた穴に、丁寧にたまごを流し込む。
もう我慢ならない!
箸を手に取り、茶碗を持つ。
「いよいよだ・・・」
彼は、誰よりもこの瞬間を待っていた。
口の中に、たまごかけごはんが入っていく。
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「旨い!!!」
「これは事件だぁ!」
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by kashibashimin | 2006-12-23 02:58